BSW事務所スペースの床工事
入り口から奥側に配置するBEST SIGN WORKSの事務所スペース。ここは躯体床から20cm程上げて立体感を出す設計になっています。LONDO事務所でも使ったこの手法ですが、段差で境界線を作ることにより無意識にスペースを区切ることができます。
配管を再設定し、床を作っていきます。
解体時に残しておいた収納棚。工事のため一時避難でこの場所に。重いので運ぶのも一苦労です。
大量に届いたネダノン。
大工さんがテキパキと根太用の木材をさばいていきます。
等間隔。職人の仕事って憧れます。
今回はいろんな都合で床はネダノンで仕上げることになりました。本来はこの上にフローリングを貼るもので、地震に対する性能がアップしたり、短い工期で更なる強度性能が期待できる素材なんです。少々荒業ですが、ファブリケーションがテーマになっていますし、これからレーザーカッターや大型プリンターなどの重量級の機材が運び込まれるので、この方法を採用しました。
さてさて、ここまでくると工事も最終段階です。残りの造作棚と塗装が終われば、あっという間にお引渡しです。